最近食の好みが変わった愛猫
以前は喜んで食べていたものを食べなくなり、固めた油を舐めちゃったり、パンの袋を食いちぎったり、最近ちょっとおかしかった愛猫ユキさん。
食の好みが急激に変わって、食が細くなり、だんだん痩せていくのがわかりましたが、もう10歳の老猫だから色々と食の変化があるのかな? 夏バテかな? それともただのワガママかな? という感じで、それほど深刻には考えていませんでした。
私の中では夏バテ説が有力だったので、涼しくなってきたら食欲も戻ると安易に考えていました。
全く食べなくなり嘔吐が続く
昨日の朝はしっかり食べていたのですが、そういえば昼は元気がありませんでした。そして夜は一度も食べ物を口にしなかったのです。
昨夜は一晩中、1~2時間置きくらいに吐いていました。グッタリして場所を移動するときもフラついていました。脱水症状になるといけないと思い水を近くに置くとピチャピチャと自分から飲んでくれたので、それだけはホッとしました。
もしかしてこれは危険な状態なのでは?と感じ、泣きながら一晩中世話をしていました。
朝、動物病院へ
病院に行くと、まず体温を計りました。37.1度でした(猫の平熱は38~39度)「うーん、低いね…、体温は高いより低いほうが怖いんだよ」と先生に言われました。
次に血液検査をしました(針を刺す時も暴れたり唸ったりもせずお利口でした)
GOTとGPTの数値が異常に高くなっていました。つまり肝臓になにかしらの異常があることが判明。血糖値も高かったのですが、それは糖尿病なのか、ずっと食べていなかったせいなのか、もしくはどちらもなのか、まだわかりません。
その後、レントゲンを撮ると、肝臓が大きくなって(腫れて)いるのがわかりました。
「肝機能不全」で点滴入院
点滴をするというので、「(時間は)どのくらいかかりますか?」とスタッフの方にきくと「あ、入院費ですか?」と返されたのでビックリ。私は点滴が終わったらすぐに帰れると思っていて、時間をきいたつもりだったので、「え、入院になるんですか?」と言うと、「ええ、24時間点滴しますのでしばらく入院になります」と言われました。
結局、1週間入院することになりましたが、もっと長くなる可能性もあるようです。
「1週間で回復する場合もあるし、逆に悪くなってしまうこともあります。でも全力を尽くしますので。」と先生はおっしゃっていました。
点滴の準備をしていたときに先生がユキさんの背中に注射をしていたので「あの注射は何ですか?」ときくと「抗生剤とビタミンと…」と色々含まれている成分を教えてくれて最後に「あと、吐き気止めね」とニッコリ。
先生の優しい笑顔に思わず涙ドバーッ(TдT)
診察室から出ると待合室にいた小さい女の子に「あの人なんで泣いてるのー?」って無邪気に指さされましたが、知ったこっちゃありません。
急に起こった食の変化の理由
最近のユキさんが今まで食べてたものを食べなくなったのは、食欲がなくなってしまったので目新しいものを食べようとしていたせいだろうということです。
たんなるワガママなんかじゃなかった…、ごめんね、気づかなくって…(´・_・`)
先生曰く、「動物は多少具合が悪いくらいじゃ普通に過ごしてるものなんです。飼い主が明らかに具合が悪そうだと気づいて病院に連れてくる頃にはかなり悪くなってることが多いんですよ」
初めて行く動物病院だったので不安でしたが、とっても良い先生でした。ユキさんの普段の様子もたくさん聞いてくれましたし、いつでも面会に来てあげてください、と言ってくださいました。
余計なことは考えずに信頼してお任せしてみます。
しばらく防備録がてら、愛猫の闘病生活を記事にしていきたいと思います。
こういうことがあると色々と検索すると思うんですけど、同じような症状や経緯などを見つけて読むとすごく参考になるので、私も誰かのお役に立てればいいなと思います。
ただ泣いて待ってるだけじゃないんだからねーヽ(;▽;)ノ
それじゃ!