今回は私が読んだ「目は1分でよくなる!」という本の感想です。
40代以上の日本人は42%近くが近視
42%なんて別に多くないんじゃない?って思ったら、とんでもない。なんとアメリカ人や中国人は平均22%、49才以上のオーストラリア人は平均14%なんだそうです。少なっ!
外国人って目がいいんだな…、もしかして国土が広いから…?
さらには0.1以下の強度の近視の人が増え、そして視力低下の低年齢化も進んでるそうです。で、近視だけじゃなくて他の目のトラブルも格段に多いんですって、日本は。
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近視は遺伝じゃない
近視は遺伝的なものだと考える人が多くいるみたいですが、遺伝ではないってことです。もちろん例外的な遺伝もありますけどね。
もし近視が遺伝的なものであるとすれば60年前と現在で「近視の児童の割合」は一定でなければおかしいのですが、実はなんと60年間で5倍にも増えているんですって。環境の変化で発生している近視がいかに多いかということでしょうね。
私の場合、家族全員、いや親戚もみんな目が良くてメガネをかけてる人がいませんでしたので、自分が目が悪いのが遺伝でないことは一目瞭然でした。
なので、この話は素直に納得です(゚д゚)(。_。)_。)
20代~30代の緑内障
「緑内障」というと高齢の人の病気というイメージがありますが、近年では20代で緑内障を発症する人が急増してるそうです。
緑内障は適切に治療しないと失明の原因にもなり得る病気で、実際に日本人の失明原因の1位が緑内障です。
「眼圧が高くなって視神経を圧迫して視野が欠ける」のが緑内障と言われてきたのですが、最近では眼圧が正常値なのに見えにくくなる「正常眼圧緑内障」というのも増えてるらしいです。そのため、眼圧検査と合わせて眼底検査というのも行われることになってきてます。
そういえば、私も以前やったことあります!
眼科の先生曰く「緑内障になりやすい目」だそうで(眼圧が高くなりやすい?詳しい説明は忘れちゃいました…)定期的に検査するように言われてたけど最近ぜんぜん眼科行ってませんでした、反省。
ドライアイはすごく怖い
目が乾いたとき「目薬をさせばいい」とカンタンに考える人がほとんどですが、実はドライアイは目の機能を衰えさせる怖い病気なのです。単なる肌の乾燥と同じに考えてはいけません。
ドライアイの原因は「乾燥」「酸素不足」「パソコンから発生するプラスイオン」などです。空調の行き届いた窓の開かない高層ビルにあるオフィスなんか一番目に良くない環境ですね。いっけん快適そうだけど。
外気を取り入れるだけでも目が良くなることもあるそうですよ。私も実践してみたいです。仕事場では勝手に窓開けられないけど自宅ではなるべく換気しようと思います。
「老眼」の若年齢化
近年では30代の老眼患者さんも珍しくないらしいです。でも「目の老化だから避けられない」とあきらめている人が多すぎる、年を取れば誰でもなるものではない、と仰る60才の著者さんは未だに1.0の視力を維持していて老眼の兆しもないそうです。すごい!
老眼は一言で言えば「目の栄養失調」。
酸素と血流が足りないのです。
飛蚊症も回復が期待できる
飛蚊症とは視線を動かすと蚊が追いかけてくる(飛んでる)ように見えることからこのように呼ばれています。特に治療の必要のない「生理的飛蚊症」がほとんどのようです。
実は私も飛蚊症でして、眼科で相談してみたこともあるんですが、やはり特に何の治療もしてもらえませんでした。でも、特に問題はないとはいえ視界に何かがチラチラ見えるのは慣れるまではかなりのストレスでした。今でも白い壁や空を見ると気になります。
著者さんによると、飛蚊症もまた何も理由がなくて突然発症するものではないそうで、きちんと原因に働きかける治療を施せば回復が期待できるらしいです。
とにかく酸素を送り込む
紹介した内容は冒頭のほんの一部ですが、著者さんが言いたいのは主に「常に目に酸素を送り込もう、血流を良くしよう」ってことですね。その具体的なやり方が後半に書かれています。
マンガと図解がついてるバージョンのもありました。こっち買えば良かった…(´・_・`)
日本人の平均寿命は世界でもトップクラスです。だからこそ生きてる間はしっかり目を開いて人生楽しみたいですよね、と著者さんも仰っています<(_ _*)>
それじゃ!