愛猫ユキさん、昨日の午後5時に病院にて息を引き取りました。10歳でした。
一昨日は「今夜が山です」と言われたので、看取るつもりで連れて帰りました。
一晩中、ユキさんの呼吸を聞いていました。呼吸をしていてくれるだけで幸せでした。
翌朝まで持ちこたえてくれたので、病院にまた連れて行き点滴をお願いしました。
その後会社に行きましたが、仕事終了とほぼ同時に病院から連絡があり…。
病院に行くと、目を開けたままのユキさんが横たわっていました。
いつもの可愛いユキさん。まるで生きてるみたい。でもピクリとも動きませんでした。
獣医さんによると、本当に安らかに呼吸が少しずつ静かになって止まったそうです。
眠るように逝ったそうです。
そっか、苦しくなくて良かったね、ユキさん。
点滴のためグルグル巻にされていた包帯は外され、その前脚を握ると頭が動きました。
ビックリして「今、動きました!」と獣医さんに言うと、死後硬直だか何だかだそうで。
私が大泣きしていたら、獣医さんがおっしゃいました。
「今までこういう場面に何度も立ち会ってきましたが、愛されてきた子とそうでもない子はすぐにわかります。この子は本当に愛されていたと思います。すごく幸せだったと思いますよ」
そんな風に言ってもらえて、とても嬉しかったです。
でもね、私のほうが幸せだったんですよ。ユキさんに幸せな時間をもらってたんです。
いっぱい辛いことあったけど、ユキさんが一緒にいたから頑張ってこれたんです。
知らない土地で女二人で頑張ってきたんだよね、ユキさん。
辛いこともあったけど、楽しかったよね。
離婚しちゃったけど、ユキさんがいたから寂しくなかったよ。
入院してからのことを防備録として記事にしたいのですが、今は心の整理がつきません。
落ち着いたら、書くかもしれないし、書かないかもしれない。まだわかりません。
闘病記にもならないくらいにあっという間に逝ってしまいましたからね。
ユキさんがいなくなっちゃったことは頭ではわかっているんですが、変な感じです。
茶色っぽい物体が視界に入るとユキさんに見えてしまいます。
ついついユキさんがいる前提の動きをしてしまいます。
そして「あ、もういないんだった」と思い出しては号泣しています。
なんなら今もキーボードを打ちながら泣いています。涙は止まりません。
まったく覚悟していなかったから、突然すぎて心が追いつきません。
でも、頑張って立ち直るからね、ユキさん。今までありがとうね、ユキさん。
虹の橋で待っててね、ユキさん。そしたら、また遊ぼうね、ユキさん。
一旦、さよならするよ、バイバイ、ユキさん。大好きだよ、ユキさん。
それじゃ!